四月大歌舞伎

夜の部を幕見席通しで。
幕見席の列がいつもと比べて長い。勧進帳&浮かれ心中目当てなんだろうなあ。玉三郎勘三郎ファンかな。


「将軍、江戸を去る」、一般にイメージされる歌舞伎とは違う史劇、たまにはこういうのもいい。夜明けに江戸を去るラストシーンが泣ける。


勧進帳」、実は初見。何故か機会がなかったのですよ。
玉三郎義経はなんか力が抜けるなあ・・・あの声・・・。仁左衛門の弁慶、勘三郎の富樫、どちらも格好良かった。仁左衛門がああいう役柄をするというのは意外。幕見席だと最後の飛び六方の引っ込みが見られないのが残念(「待ってました!」「たっぷり!」と呼ぶ声あり)


「浮かれ心中」、勘三郎は楽しかったけど、コントか何かと勘違いしてないかという感想を持つ人もいそうな。平成中村座NY公演の法界坊は私もそう思ったし。案配が難しいですな。


終わったのが9時過ぎ。ボリュームたっぷりで堪能堪能。