東京新聞(4面) 政理整頓(谷政幸)

 ここだけの話。「クオカード」なる”金券”を持っている。ずいぶん前に深夜タクシーの運転手さんがくれた。断っておくけれど、前にも後にも、もらったのはこれ一枚だけである。さらに付け加えれば、未使用のままで放置していた。
 霞ヶ関を舞台にする「タクシー接待」発覚のニュースのおかげで、忘れていたのを思い出した。当時はたしか、運転手さんの愛想の良さもあって、とくだんの不審も感じずに受け取った記憶があるが、今はこう考えている。あれはきっと、財務省経産省の役人と間違えられたんだ、と。
(以下略)

深夜タクシーに乗ってクオカードを貰ったことがあるが、役人の行いに巻き込まれて間違えられたからで、役人のせいだと。
さすが東京新聞の論説副主幹様ともなると仰ることが違いますなあ(笑


あまりに素晴らしすぎて、「タクシーチケットには発行者名(「財務省」とか「経済産業省」とか「東京新聞」とか)が書いてあるから運転手もどこの人か分かる筈だろ?」とか「こうした慣行は官僚相手だけでなく一般的に深夜遠距離客相手に行われていたと報道されてるだろ?」といったというツッコミをする気すら失せますわ・・・


6日付の「よみうり寸評」(http://d.hatena.ne.jp/qh-nu/20080606#1212809672)など足元にも及ばぬトンデモに、心爽やかになる初夏の一日でした。