マニュアル

人材確保・育成につながるかは別として、良いことだと思います。
今までは、法令作成の手順、国会答弁作成の手順、予算要求の手順・・・等々、マニュアルどころか用語集すら存在せずに(有志が作ったものが受け継がれたりすることはありましたが)、その場その場でOJTでやってきましたからねえ。マニュアルを事前に読み、適宜確認しながら進めることで効率は上がるでしょう。無論、それは土台にしかすぎませんが、土台が早く造られるだけでも良い事。


さらに言えば、
・仕事が増え、しかもショートノーティスの仕事の割合が高まり、
・1種事務採用人数が減っていき、
・かつて係員がやっていた仕事を係長が、係長がやっていた仕事を補佐が・・・という具合に仕事の進め方が変貌している、
こうした状況の中で、1年生をいちいち教育している暇なんてありませんがな、というのが本音。自分がかつてして貰っていた、OJTというか徒弟制度というか、そうした教育を十分にしてやれない状況なのが心苦しいのですが、それが実態ではないかと。
マニュアル作成は、こうした状況の中で、なされるべくしてなされたものなのでしょう。


・・・「それはお前だけだ、他の人間はちゃんとやっているぞ、お前の力不足だ」と言われればそれまでですが。